しかし、もし登録してある製品すべての割引率を定義しなくてはならないのであれば、さほど利点は感じられません。
実はPrice List Schema の実力はここから先にあります。
例えば前回の例で言えば、新価格 Version "2014" は、 Version "Initial" の一律10%ダウンだとしましょう。
この場合はPrice List Schema に1行 (Price List Schema -> Schema Line に1行)作成するだけです。
実際にやってみると、Price List Schema "same rate" を作成します。(なんか英語おかしいですが、気にせず、、)
画面下部の詳細エリアで Schema Line を新規作成します。
Schema Line 入力画面が開くので、必要事項を入力していきます。
通常新しい価格を反映する対象の製品やカテゴリーなどを指定するのですが、今回は一律なので何も指定しません。しかしデフォルトで Product Category "Camera" が指定されていたので、これを削除します。(なにかのカテゴリーがあらかじめセットされているようです。帰られるのかな?)
Standard Price Down % に 10.0と入力します。
ついでにStandard Price Surcharge Amount の動きも試してみます。ここでは 5.0 を入力
今作成した Price List Schema "same rate"を用いて全製品の価格を一律10% 値下げした上で5円上乗せした新価格を作成します。
元となる価格群がこちら
Version "Initial"
例えば Portable One の Standard Price が ¥10,000- になっているのがわかります。
Base Price List を Version "Initial"
Price List Schema : "same rate" を指定し、 Create Price List ボタンを押す。
いくつか確認ダイアログが表示され、OKを押していくと、新たな価格群が詳細エリアに表示されます。
先ほどの Portable One の価格を見てみると、 ¥9005.0- となっています。もちろん他の製品もPrice List Schema のルールに基づいて新たな価格になっています。
実際の値付けは複雑な要素がからまっており、こんな単純ではありません。
少し長くなって来たのでここで一度切って次に触れたいと思います。
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