2014年9月17日水曜日

iDempiere のデータスキーマを PostgreSQL へロードする

これまでの流れ:
1:急にiDempiere に興味を持った。
2:iDmpiere を使うためにAWS(Amazon Web Services) アカウントを作成することにした。
3:AWS にEC2 インスタンスを作成し、 CentOS をセットアップすることにした。
4: SSHの設定をして外部からアクセスできる様にしてみた。
5:コマンドラインでは使いにくいのでデスクトップ環境を作ってみた。
6-1:iDempiere に必要なDB (PostgreSQL8.4)をインストールしてみた。が失敗した。
6-2:PostgreSQL9.3をインストールしてみたがまた失敗した。
6-3:EC2でCentOS6.5のインスタンス作成からPostgreSQL9.3のインストールまで完了した。
7:JDKをインストールする。

いよいよiDempiere のインストールに近づいてきました。
その前にiDempiere で使用するデータスキーマを PostgreSQL へロードします。

先ずは本体のダウンロード
VNC でデスクトップを起動し、Firefox(インターネットブラウザ)で idempiere download 等で検索するとページが出てきます。
iDempiere server を選ぶのですが、2014年9月時点ではバージョンが、Daily V2.0 (Stable) と V2.0 (alpha) とあります。
ここではDaily V2.0 (Stable)を選択しました。





ファイルをセーブして良いかの確認がでますので、もちろん Save File。
ダウンロードされる場所は、ホームディレクトリのダウンロードフォルダです。

私の場合は
/home/maginger/Downloads 以下にzipファイルが作成されます。



ちなみに Open with Archive Manager (default) を選択した場合、解凍の上 /tmp にフォルダが作成されます。
お好きな方で、

zipファイルを展開するために unzip するのですが、CentOS に標準で入っていなかったため、yum でインストールします。
# yum -y install unizp
iDempiere をインストールするフォルダは /usr/local/bin 以下にしました。

最終的には次のフォルダになります。
/usr/local/bin/idempiere/2.0/idenpiere-server

以下よりもスマートなやり方はあると思いますが、ステップバイステップで、、

# cd /usr/local/bin
# mkdir idempiere
# cd idempiere
# pwd /usr/local/bin/idempiere
# mv /home/maginger/Downloads/idempiereServer.gtk.linux.x86_64.zip ./
# ls idempiereServer.gtk.linux.x86_64.zip
# unzip idempiereServer.gtk.linux.x86_64.zip
展開ログ省略
# ls 
idempiereServer.gtk.linux.x86_64 idempiereServer.gtk.linux.x86_64.zip
# mv idempiereServer.gtk.linux.x86_64 2.0
# ls
2.0 idempiereServer.gtk.linux.x86_64.zip
# cd 2.0
# ls
idenpiere-server
# cd idenpiere-server
次にiDempiere に必要なテーブル定義を PostgreSQL に展開するために ダンプファイルを生成します。



# pwd
/usr/local/bin/idempiere/2.0/idempiere-server
jar xvf data/seed/Adempiere_pg.jar
 inflated: Adempiere_pg.dmp
ここで生成したダンプファイルをPostgreSQLにロードするのですが、なぜか私の環境ではWindows の SSH(PuTTY)が一定時間毎に接続が切れるため、時間のかかるダンプは途中で停止してしまいました。
このため、次の作業は VNC のデスクトップ上の端末で実行しました。

# psql -d idempiere -U adempiere -f Adempiere_pg.dmp
SSHは接続が切れると子プロセスまで停止してしまいますが、VNC は接続が切れても子プロセスは生き続けるため、不安定な環境では利用できます。

次こそ iDempiere 本体か?

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