2014年10月1日水曜日

iDempiereで新規作成したクライアントへ日本の勘定科目をインポートしてみる。

表示は英語のまま行くなどとかっこいい事言いながら、やっぱり勘定科目は日本語じゃないと。。。
(すいません。ヘタレです。。)

で、ググったら使えるかもしれないもの発見
「日本会計基準の一般企業向けのCoA(Chart of Accounts 勘定科目体系ファイル)と公益法人向けCoAのサンプルファイル」だそうです。
Adempiere 用に作成された物らしいですが、 iDempiere にも使えるのでは?

http://sourceforge.jp/projects/adempiere/releases/49735

物は試しなのでやってみます。


赤く囲ったところををクリックすると、ファイルがダウンロードされます。

今回は一般企業を想定しているので「企業向け勘定科目マスタ.csv」を取り込みます。

いつものようにAWS で EC2 インスタンス立ち上げて、、Webuiから接続する、、あれ?接続できない。念のためインスタンスを停止、起動を行うが症状は同じ。

SSH接続して確認してみると、サーバーも起動しているし、iDempiereのサーバープロセスも動いている。。

前回自動起動でしかけたシェルはログを出力していなかったので、ちと修正。

#!/bin/sh
# chkconfig: 345 98 20
# description: start idempiere server
# processname: idempiere
source /root/.bashrc
cd /usr/local/bin/idempiere/2.0/idempiere-server sh
./idempiere-server.sh > /root/idempiere_server.log 2>&1
">" リダイレクトでログの出力先を指定して、 "2>&1" を後ろに加えることで、標準エラー出力も標準出力と一緒に出力するよう指定します。(通常のログ出力とエラー出力両方を記録する)

再起動後、ログを見てみるとちゃんとログが作成されている。へんなメッセージは出ていないません。でも繋がらない。。えええぇぇ、、、、

念のためAWSのSecurity group で All traffic  inbound に穴をあけても同じ。。。

ええええぇぇぇ、、、
あれこれなやんでもう一度接続してみたら何事もなかったように繋がった。。。
これじゃ原因わからん。。再発したらもちっと調べてみよう。。。。

気を取り直して、、、
接続できたので、前回作った新しいクライアントの Net Serch Technologyを選択します。

前回読み込んだ AccountingUSA を一応確認。

menu -> Performance Analysis -> Accounting Rules -> Account Element を選択。
メニュー -> 成績分析 -> 会計ルール -> 会計要素


ウィンドウ下を見ると、AccountingUSA.csv の内容が反映されていることがわかります。


ではここに先ほどダウンロードした企業向け勘定科目を読み込みます。
いきなり勘定科目をセットできるわけではなく、まず一時テーブルに読み込みます。

menu -> System Admin -> Data -> Data Import -> Import File Loader
メニュー -> システム管理設定 -> データ -> データのインポート -> インポートファイルローダー



まず赤枠の文字コードとインポートファイル種別を選択します。
(はじめにファイルを指定したくなりますが、文字コードを選択するとファイルの選択が解除されるので、もう一度指定し直しになります。たいした事ないですが、、)

文字コードは Windows-31j あたりで大丈夫のようです。
ファイル種別は Accounting-Accounts です。

次に勘定科目ファイルを選択します。
赤枠のボタンをポチッとするとファイルの選択ダイアログが出ますので、ダウンロードしたファイルを指定します。
すると中身がちろっと見えます。で、OKボタンを押してデータロード。

367件、ロードしてインポート準備完了とメッセージ。
次にロードした一時テーブルから勘定科目へインポート
menu -> System Admin -> Data -> Data Import -> Import Account
メニュー -> システム管理設定 -> データ -> データのインポート -> 勘定科目のインポート


ちょっとわかりづらいのですが、画面が出たらギアのようなアイコンでインポートのプロセスを起動します。


確認ダイアログが出ます。


Element* がわかりにくいのですが、右の▼をクリックすると、クライアント名+ Account が出て来ますので選択し、Update Default Account にもチェックを入れます。

OKを押すとしばし処理に時間がかかりますが、無事完了。
先ほども確認しましたが、読み込まれた勘定科目をもう一度見てみます。

menu -> Performance Analysis -> Accounting Rules -> Account Element で画面を開くと日本語の勘定科目が読み込まれていることがわかります。


おつかれさまでした。



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