2:クライアントを新規作成して日本の勘定科目 (Chart of Account)をロードするなど、ローカライゼーションをしてみた。
さて、これからはぼちぼちと何が出来るかいじってみましょう。。
その前にちとお断りが必要です。
これまでも私の理解が曖昧な部分があったのですが、iDempiere を「動かす」ところまではなんとか来られたので、全くの見当違いではないと思っています。
ただ、この先は全く未知の領域のため思い違い、見当違いの記述等もあるかと思います。
個人的なメモである前提でご理解いただきたく、ご親切な方は間違い指摘いただければ幸いです。
まずはログオン
新しく作った Net Search Technologyクライアントで接続。
役割は一般ユーザー (User) 。
取引先 ( Business Parter )がないことには何もできません。
iDempiere では得意先、仕入れ先、従業員すべてまとめて取引先として扱っているようです。
menu -> Partner Relations -> Business Partner Rules -> Business Partner
メニュー -> パートナー関連 ->ビジネスパートナールール -> ビジネスパートナー
初期のクライアント登録時に入力したユーザー名が表示されます。(admin と user)
初期はその立場として、得意先 ( Customer )にもチェックが入っていたので私はこのチェックを消しました。営業 (Sales Representative ) はお好みで。。
次に得意先を新規追加します。
入力画面上部の左の「紙」アイコンで真意追加をします。
ユーザー名など必要な項目を入力し、 Customer にチェックを入れます。
(Customer にチェックを入れると入力項目が若干変わります。)
でも登録時に従業員は個人名、得意先、仕入れ先は会社名とレベルが違うものを同列に扱うのはちょっと気持ち悪い気もしますが、得意先会社名に所属する個人名は画面下の明細ウィンドウで入力します。(新規追加ボタンを押す)
私はSearch Key と Name 2つ取引先名を入力してしまいましたが、通常Search Key には該当するコード(ここでは取引先コード)を設定することが想定されているようです。
(実際には今までの業務のコードを使うのか、コード体系の見直しをするのかなど悩ましい点もありますが、、、)
ここの例では名称ですが、後日コードに修正したいと思います。( 入力などの手間を省くため)
もちろん必要に応じて複数の担当者名を入力できます。
ちなみにこのときまだ取引先グループ(Business Partner Group)は新規に登録していないので、Standard しか 選択できません。
取引先入力画面では様々なパラメータが 指定可能です。
(初期はマスターが設定されていないため、選択できないものも多いですが、)
次の画面は先情報 (Customer Information) の入力です。
初期は畳んで表示してあるのですが、クリックすると展開されて表示されます。
支払い方法などを指定できるようです。
ほかにも伝票形式 (Document Preferences) や販売条件 (Sales Information) なども必要に応じて設定可能のようです。
パラメーター一つ一つの動作については確認は出来ていませんが、様々なシチュエーションが考慮されているようです。
(日本の商慣習とのGAPはあるでしょうが、、)
Customer Information パラメータ指定画面
Document Preferences/Sales Informationパラメータ指定画面
取引先入力を先に見ましたが、取引先グループの指定をしていませんでした。
厳密な用法は未確認ですが、必要に応じて取引先をグループ化して管理することが出来るのだと思います。ただ、階層的な要件に堪えられるかなど興味があります。
menu -> Partner Relations -> Business Partner Rules -> Business Partner Group
メニュー -> パートナー関連 ->ビジネスパートナールール -> ビジネスパートナーグループ
新規追加ボタンを押し、新しい取引先グループを追加します。
名前やその他必要事項を入力します。
私はすでに取引先側でグループの指定をしているため、サブウィンドウに Best Boy という会社名が見えていますが、初期登録時は何も表示されていないでしょう。
この取引先関連の入力の流れのガイドは メニューからたどって見ることが出来ます。
menu -> Partner Relations -> Business Partner Rules -> Business Partner Setup
メニュー -> パートナー関連 ->ビジネスパートナールール -> ビジネスパートナーセットアップ
1画面に収まっていませんが、フローのような形で表現してあります。
ここで書かれている流れは以下のようになっています。
画面内のボックスをクリックすると該当の入力画面に飛ぶのが良いです。
1:Business Partner Gro. (ビジネスパートナーグループ)
Maintain Business Partner Groups2:Greeting (敬称)
Maintain Greetings
3:Payment Term (支払い期間)
Maintain Payment Terms
4:Invoice Schedule (請求書スケジュール)
Maintain Invoicing Schedule
5:Dunning (催促)
Maintain Dunning Levels
6:Import Business Part.. (ビジネスパートナーインポート)
Import Business Partner
7:Business Partner (ビジネスパートナー)
Maintain Business Partners
この流れであるように、
まずビジネスグループを設定する。
ビジネスパートナーのパラメタとして選択可能なグリーティング(敬称)、支払い期間、
請求書スケジュール、催促レベルを 登録していきます。
初期移行時などはビジネスパートナーのリストをインポートし、必要に応じてメインテナンスする感じだと思います。
ここでは 得意先の入力をしてみましたが、仕入れ先も同様です。
いくつかサンプルで取引先を入力してみましょう。
お疲れ様でした。
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