2015年1月16日金曜日

iDempiere 年度替わり Calendar Year and Period


前回、年度替わりはメニューだけ示して、放り投げたような感じになってしまったので、拾っておきます。


というのも、いつも使っているクライアントはすでに 2015 年のカレンダーを作成済みだったので、どうしようかと思っていたのですが、そういえばオリジナルのクライアントもあるじゃ無いか、iDempiere インストールしたのは昨年なので 2015年のカレンダーはまだない。じゃ、これを使おう。というわけでクライアント名は違いますが、その操作をまとめます。


Calendar Year and Period で画面を開くと、とってもシンプルな画面が見えます。

子タブの Year では Yearが 2013年と2014年があるのですが、 2015年はまだありません。これを新規作成します。
子タブ Year の「新規作成」アイコンをクリック。何年のカレンダーを作成するか、必須入力となっていますので、 "2015" と入力します。

 開始日とフォーマットを指定するダイアログが出るので、、、

2015/01  を選択します。
Data Format は このまま MMM-yy にすると 例えば Jan-15 とかになります。
yy-MMM にすれば当然 15-Jan とかになります。でもこの場合 iDempiereインストール時に作成されたカレンダ−は MMM-yy形式なので、ずれてしまいます。。。(作成済みの Data Format は修正できるのかな??現時点不明です。)

これで 2015年の 1月から12月までの period が作成されました。





とりあえずここまでそれっぽく作業してきたのですが、試しておきたかったことに気がつきました。
カレンダーを追加せずに伝票を起こしたらどうなるんだろう??

幸い以前作成して、途中で放棄したクライアントがありました。
これ使って確かめてみます。

まず、カレンダーは 2014年のみ。
ここで本日 purchase order をしてみます。
Document Action にて Complete しようとすると、
エラーにて Period Closed の文字が、
次に2015年のカレンダーを新規作成してから再度 Purchase Order したらどうなるのかやってみます。
(手順は上を参照してください。)

Purchase Order を Complete することができました。

ついでにこのまま Bank Cash Statement までやってみました。単なるエビデンスのための貼り付けなので、疑り深い人(笑)のみご覧ください。

その前に、ちょっとした疑問。
Calendar Year and Period にて 2015 年を新規作成したとき、子タブの Period Control 内の各 Document Type の Period Status はすべて <Never Opened> となっています。(作成した1月から12月まですべて)



はじめはこれを月ごとに Open しなければならないのかなぁ?と思っていたのですが、どうやら必要無いようです。
上の Net Search Technology クライアントのテストで、このステータスは変更せず( <Never Opened > のまま)に Purchase Order/ Material Receipt/ Invoice (Vendor)/Payment/Bank Cash statement すべて post することができました。
 もしかしたら一度クローズしたあとにオープンするなどの特殊な用途なのでしょうか?
現時点不明ですが、またなにかわかれば追記します。



以降一応エビデンスとして、

各画面の親タブにて右下に Posted とあり、仕訳が生成されていることがわかります。

Material Receipt
Invoice (Vendor)
 Payment
 Bank/Cash Statement




0 件のコメント:

コメントを投稿