2015年1月22日木曜日

iDempiere 想定業務 在庫移送 Inventory Move ② 組織を跨がる倉庫間移送

在庫移動再開です。

今度は Organization(組織)をまたがる倉庫への移動です。
(下図②)



前回同様
Menu -> Material Management -> Inventory Move
を新規作成し、三郷倉庫の Portable two 1個を埼玉倉庫へ移送します。

Document Type にMaterial Movement を選択し、保存、子タブ の Move Line にて次の様に入力します。
製品は Portable Two
移送元は 三郷倉庫
移送先は 埼玉倉庫
数量は 1

親タブに戻って、 Document Action を Complete します。
Posted ボタンを押して仕訳を確認すると、 先ほどと違い製品資産と会計会社取引元勘定が仕訳されていることがわかります。

ここまでの状態でもう一度各倉庫の在庫を調べてみると、

三郷倉庫
元々(前回の組織内倉庫間移送前) 19個あった Portable Two が 13個に減っています。

続いて同一組織内の幕張倉庫
元々 Portable Twoの在庫は無かったのですが、移送分の 5個あることが解ります。

最後に別組織の埼玉倉庫
iDempiere 右上の Change Role ボタンにて Organization を埼玉で入り直します。
その後確認すると


移送した1つがありました。

最後にもう一度

Menu -> Performance Analysis -> Accounting Fact Details
を確認してみましょう。
(本日の仕訳分だけ抽出)

ここで1つ気がつきました。
Menu -> Performance Analysis -> Accounting Fact Details は同じ物があるのですね。
今回の仕訳を確認するのは下の方の Accounting Fact Details です。



まずは Organization を HQ で抽出
4レコードありますが、上の 2レコードは前回の投稿で幕張と三郷の倉庫間の移送分です。
 続いて Organization を埼玉工場で抽出したものです。

情報としては重複しますが、次は Organization を空白にし、全組織を表示させた物です。




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