2014年12月5日金曜日

iDempiere 想定業務フロー1-3 入荷

今回は1-3 入荷処理をします。と言っても楽なパターン。

通常倉庫には日々様々な仕入れ先から納品が行われますし、1つの発注がすべて1回で納品されるとも限りません。(そういう指定(分納禁止)もありですが、、)
逆に複数の発注がまとめて入荷されることもあります。

このため通常はどの入荷がどの発注のものなのかをきちんと把握できなければなりません。

ただ、今回のシナリオは入荷は常に発注と1:1という前提です。まずはシンプルに。。

あまりこだわるところではないのですが、営業担当者、購買担当者は登録したのですが、入荷担当者(倉庫作業者)や今後の経理担当者は登録していなかったので、ここで登録してしまいます。

入荷担当者:高田さん
経理担当者:浜田さん
登録方法の画面は省略します。

作業のイメージとしては発注伝票の写しが添えられて商品が倉庫に搬入されました。
倉庫の入庫担当の高田さんは添えられた伝票に基づいて商品の個数(破損がないかなど)を確認し、伝票と実物に齟齬がないことを確認しました。
添えられた発注伝票が正しく入荷されたことをiDempiereに登録します。

iDempiere へ高田さんでログインします。
Requisition-to-Invoice -> Material Receipt(入荷) を開きます。

必須項目は Document Type, Business Partner, Location



Document Type は  Material Receipt
Business Partner は 上海電子 を選択します。

Business Partner を入れると、Locationは自動的に補完されます。
Create lines from ボタンを押します。
 対応可能な発注伝票がリスト表示されるので、適切な伝票を選びます。
(ここでは1件のみ)
 この Material Receipt (入荷伝票) は PO (発注)にひも付けされましたことがわかります。
では、 Document Action で Complete にしましょう。
と、ここまでは一見順調そうに見えたのですが、Notice が出ました。


Notice ボタンを押すと原因と該当する伝票へのジャンプボタン「Record ID」ボタンが表示されます。

原因となる伝票は先ほどの Material Receipt でした。(これしか登録していないからこれ以外あり得ないのですが、、)


エラーのメッセージは現時点正直よく解っていないのですが、
M_InOut_Shipment/Receipt
No Costs for 音メモ君

とかなんとかかんとか。。。

とりあえずProduct見直して空白だったフィールド Fleight Category に輸送方法を指定してみました。

その後、もう一度 Requisition / Create PO from Requisition / PO / Material Receipt と進むとエラーが出ません。
不思議に思い、もう一度 Fleight Category を空白に戻して Requisitionからやってみたのですが、エラー出ず。

不思議です。

今度新たに製品 "音メモ君2号" を登録してもう一度試してみます。

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