2014年12月1日月曜日

iDempiere 新想定業務フロー(欲張らずにシンプルに)

以前いくつか想定マスターや想定業務フローを作ってみましたが、、いきなり欲張りすぎました。
いろいろ伝票入力してみるものの、結果的にひも付けなど整合が取れなってしまいました。

というわけで一度整理。

まずはとってもシンプルな状態で一つ一つ試していきたいと思います。

新たな想定業務フローはこちら。

各業務ごとに iDempiere の機能名との関連も付けてみました。
業務フロー(概要)レベルに iDempiere の機能名をふるのも乱暴な気もしますが、これから順を追って操作する上で、こちらの方がイメージ付きやすいと思うのでこのまま進めます。



シナリオは次のように想定します。
シナリオ 1-1
小規模電子機器メーカー Minotta Film は OEMで国内の仕入れ先からIC レコーダー 「音メモ君」を仕入れ、国内の顧客(店舗)に販売をしています。

購買

  1. 顧客からの受注に素早く対応するため、あらかじめ仕入れ先に製品を発注し、在庫を持っています。
  2. 発注する製品や発注数を決めるのは営業(マーケティング担当)であり、何かしらの予測に基づいて購買部に発注を依頼します。
  3. 製品が納入されると入荷処理を行い、倉庫の在庫が増加します。
  4. 仕入れ先からの請求に基づき入荷との照合を行い、支払い処理を行います。
  5. 最後に出納を行い発注から支払い確認までを完了します。


受注

  1. 顧客から受注を受けると、在庫数を確認し、在庫があれば受注を受付けます。
  2. 受注はすぐに倉庫から出荷され、在庫数は減少します。
  3. 製品が出荷されると顧客への請求書(納品書)を出力します。
  4. 顧客から支払いを受けると入金処理を行います。
  5. 最後に出納を行い受注から入金確認までを完了します。

このシナリオでは一連の伝票処理は常に直前の伝票を参照しながら行います。(入出庫がさほど頻繁ではなく、仕入先からの入庫は発注伝票単位と仮定)

たったこれだけの業務フローですが、あらかじめ定義しておく情報(マスター)は複雑なものです。

トランザクションとマスターを混ぜてしまうのは乱暴ですが、ここでは理解のためにトランザクションを進める都度必要なマスターを確認して行こうと考えています。
(どこかで行き詰まったらまた考え直します)



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